らもてん・トークショー

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らもてん
11月1日から新宿は紀伊國屋画廊で開催されている「中島らもてん」に3日に行ってきました!
こじんまりした会場ですが、展示の密度は濃いです。読み応えがあります。
小学生のころの日記や「頭の中がカユいんだ」の生原稿など、見入っていると思いのほか時間がかかります。さっくり見られると思っていたら時間が足りないくらいに。もう一度見に行きたいけど、もう明日でおしまいとは。。。惜しい。

ねだって買ってもらった日記帳に大喜びして書き始めていると、日記をほほえましく読みました。しかし会場にいたさなえさんに聞いたら展示されている数日間が日記をつけていたすべてなんですって。挫折はやーいい。
家族のことが良く出てきて、かわいくてほほえましい3年から4年生にかけての日記、もうエッセイの趣がある6年生の日記(つけたのは1日だけ?!)、タイトルは「流雲」が私のお薦め。
新しいらもさんが発見できてうれしい。

そして「頭の中がカユいんだ」の冒頭の生原稿。字が小学生のときと変わっていません。
会場で会った友人のけんとさんが「内容が違っている」と指摘し、ちょうど会場にいらっしゃった編集者の小堀さんに確認すると2度文庫化された間に文章が直され、現在定本とされているのは双葉社のものだとのことでした。
文章が変わっていることなど、全然気がつきませんでした。

幼稚園のころのビーナスの写生も展示されています。幼稚園でこんなもの描くか、普通。

明日6日の18時までです。また見ていないひとは急げ!

この日、一時間ほど見た後、トークショーの整理券に並ぶために会場である白夜書房BSホールへと向かいました。3時に着くとまだ誰もいないので目の前の沖縄料理店でビールを傾けつつ待つ。
16:30の整理券配布時に並んでいたのは30人程でした。最終的に100人弱ぐらいの人が集まっていたようですが、定員は150人なのにもったいないと思いました。

中島らもてん記念トークショー
出演:鮫肌文殊 山内圭哉 小堀純 中島美代子
日時:11月3日 6時半開場/7時開演
会場:白夜書房BSホール

内容は秘蔵映像の数々を見ながら思い出を語る、というもの。
美代子さんだけピンマイクをつけていたんですが、体を動かすたびにそのマイクや電波を飛ばすアンプ?見たいなものをぼろぼろ落としてあわてていました。毎回山内さんがつけてあげてました。

最初は月光通信のコント、らもさんの自作自演です。落語調で夏の風物詩の物売りが「へーろいん、まりふぁな」とくるものと、電車の中で絡まれてほっとしたと思ったらすぐ次に違う人に絡まれるものが流れました。

そして、私が一番うれしかったのはリリパの旗揚げ公演「X線の午後」のビデオが流れたこと!もうリリパは封印されちゃうのかと思ってましたよ。
86年6月扇町ミュージアムスクエア。画像も音声も悪かったけど、加納さんの前説、牧野恵美さんと若木さんの鮎川誠の曲を丸々1曲使ってのダンス、らもさんと鮫肌さんのパンク息子と父の延々続シュールなコント、キッチュの落語家による「ヘーロイン、マリファナ」
ああ、早送りしないでずーっと見ていたかった。
この台本はそれまでに書いたコントをつなげたものと鮫肌さん。単語帳に書き出して、順番をあれこれ考えていたと美代子さん。
初舞台であるらもさんと鮫肌さんが冒頭延々と二人でやり取りをするのはすごいと鮫肌さん。
扇町ミュージアムスクエアは定員200名のところ、2日公演で2日目には無理やり500人詰め込み、美代子さんはひたすら「一歩前出て、座って」と客詰めをしていたそうです。
らもさんは、規制の多いTVでたまって(それでも今からすれば規制はゆるくやりたい放題だったそうですが)、そのストレスを発散するために規制の少ない演劇という方法をとったそうで、それなら、発散の場所だったはずの劇団を維持することがいつしかストレッサーになるのは必然だから、抜けたのはしょうが無いのかなと思えました。

ほかには、なげやり倶楽部のVTRがありました。そうそうたるメンバーが出ているけどそれぞれの芸暦からは抹消されているという話。また扇町ミュージアムスクエア10周年記念のライブにリリパットアーミー名義で出演し、ラリリで歌っている映像がありました。ラリリは、向精神薬を服用している上に、ワンカップを引っ掛けてしまったためだったそうですが、かなりふらふらしていました。

名残惜しかったですが、1時間半ほどでトークショーの幕は閉じました。最後は月光通信1周年記念のシモネタ満載のコントでした。この中で出てきた「蛍」ってなんでしょうか?わかりませんでした。

最後の写真は、パソコンの上に陣取って更新を邪魔する猫。拡大表示にしたり、ニャムロックをかけたり、まったくもう。
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らもてん・らも-中島らもとの35年

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中島らもてん開催中
11月1日(木)から6日(火)まで新宿は紀伊國屋画廊で開催。 写真パネル、楽器、愛読書、原稿、小学生時代の日記など、もりだくさん展示中だそうなので、急げ!
3日の今日は記念のトークショーもあり(別会場)
私は本日見に行く予定です。らもてん記念に陰陽魚太極図クッキーを焼きました。微妙に陰陽のバランスが崩れてるものもあり^^;
なぜ太極図かというとらもさんが腕に刺青をいれていたので、らもさんらしいものということで選択。

らも―中島らもとの三十五年 中島美代子著 集英社 1470円

敬愛する作家、中島らもさんと暮らしてきた35年を、妻である美代子さんが語った本。7月に出ました。
今までらもさんが、数々のエッセイや私小説的な「バンドオブザナイト」で書いてきたヘルハウス時代に目新しいものは無いけれど、前半の美代子さんの奔放な少女時代や、らもさんのお母さんのこと、結婚前後の両家の母の争い?などの部分おもしろかった。皆、とても個性的。人間関係はいろいろ大変だっただろうけれど、それぞれ家族の愛情ゆえということがわかる。
やはり、その人でしか知りえない、語れないところが大切で読み応えがあると思う。
何回かお目にかかったことのある美代子さんはふあーんとした雰囲気、受容してくれているという雰囲気を持った方なので、その口調を思い出しながら読みました。
この本の中だけだとイメージが違うかもしれません。

また、この本は20年後、30年後、それ以上後に、中島文学を研究する人かららもさんの執筆時の精神状態や家族との関係を探るための格好の資料となることでしょう。病跡学の面からは、共依存とか言われちゃうんだろうなあ。

とりあえず、らもファン必読の書!
らも初心者だったら、違う本から入ったほうがよいです。お奨めは児童書である短編集「お父さんのバックドロップ」(集英社文庫)やエッセイ集かしら。
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せんべろ忌 は星空でした

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長い梅雨の終わり、らもさんの命日は久方ぶりの夏晴れ。
せんべろ忌が行われたKさん宅からの帰り道、見上げた空は星がいっぱい。
「せんべろ忌 は星空でした」は、参加した友人Mさんの言葉です。

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この日の夜、Kさん宅にらもさんファンの何人かが集まりました。
おいしい日本酒はKさんが用意してくださっているのでおつまみを作ってもって行きました。
山芋を星型に抜いて、麺つゆにつけたもの、ポテトサラダのにんじんも星型にしてみました。
陳腐な言い方だけど、お星様になったらもさんを偲んで。そして、らもさんが出演し、ご本人が「見たら絶対損をする」といっていた超B級映画「星屑兄弟の伝説」にちなんで。
あとは実家の庭に大繁殖していた茗荷の酢の物、かぼちゃとしし唐の煮物も、仕事を休んで^_^;頑張って作りました。
いやー、山芋を型抜きするのは、ぬるぬるして滑るし、手がかゆくなるしで大変でした。もう今回限りだと思います。。。060727salad_1

Mさんが、枝豆とちいさい手まりおにぎりと鳥のから揚げを持ってきてくれました。鳥のから揚げに、一緒に持ってきていただいたゆずこしょうやテンメンジャンをつけてレタスを巻いてたべると激うまでした。

初対面の方も何人かいらっしゃいました。出身も、年齢も、職業も全然違うのに、中島らもさんが好きという共通項だけでお会いして、いろいろお話できて楽しかったです。
ありがとうございました。
らもさんと出会えて作品にふれられたこと以外にも、たくさんの人との出会いやつながりをもらっています。本当に私に影響を与え続けている作家だと再確認しました。

平日だったので早めに失礼して、片づけができなかったのですが、Kさんちにはこのときの食器がそのまま一週間残されていたとか、、、ごめんなさーい。来年は紙皿を使いましょうか?

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作家の猫・中島らも3回忌近づく

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「おれの無口なペン先ではとても描写できないほどとらちゃんは愛らしい」という中島らもの「とらちゃん的日常」の中の一文が帯のコピーとなっている本が先日発売されました。
「作家の猫」平凡社。
『漱石の「猫」から中島らものとらちゃんまで』と紹介されていますが、漱石、らも以外に南方熊楠、朝倉文夫など博物学者や彫刻家など小説家以外のアーティストとその愛猫をモデルにした作品が紹介されていて楽しい。こんな人も猫を、という発見も多い。
表紙はとらちゃん。らものページは美代子夫人の談。世話をしないから飼うというより、ひょうひょうと猫的に、猫と一緒に生活していた本人の様子が伺えます。

その中島らもさんが亡くなって丸2年が過ぎようとしています。
3回忌にCD「TOMBSTONE BLUES」がやっと発売されます。


そのほか小説すばるで特集が組まれたりしています。


未だに実感がわかないのですが、ロフトプラスワンでのトークライブやサイン会が無いのが当たり前のことになりつつあります。もともと身近な方ではなかったけれど、その存在感というか痕跡がどんどん空気中にまぎれて行くような寂しさを感じています。

命日の26日には友人宅で日本酒を飲みます。
3年以上ラム酒に漬け込んだレーズン、2年物のリンゴなどを入れたフルーツケーキをお菓子の空き箱を利用して焼きました。
その上毎日ラム酒を振りかけて熟成させてます。
これをもっていきますが、日本酒に会うかしら^_^; おほほ
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寝ずの番

原作中島らも、監督マキノ雅彦の映画「寝ずの番」を4/11に観ました。
遅くなったけれど、感想を個人的なメモとして残します。

この映画のストーリーは、上方落語のある一門の師匠、一番弟子、おかみさんが次々と亡くなり、それぞれのお通夜の席で“寝ずの番”をする弟子たちが故人の思い出を次々と語り、笑いあり涙ありの本当にいい故人の偲び方をするというものです。
「思ったより原作どおり」これが、全般的な印象。
細かい点の相違はあれど、ちゃんとお通夜は順番どおり(最初に大きな見所あるので、ここで出すのはもったいないくらいなのに)だし、中島らもファンとしてはうれしい。
出演者では、笹野高史さんがとってもいい。
活字で読んでいた艶歌を三味線つきで実際に聞けたのもよかった。
関西弁は、インター関西弁(c河合隼雄)ネイティブのマネージャによれば合格とのこと。関東出身の私には、もちろんとても自然に聞こえました。

下ネタ満載なので、15歳以下は観ちゃいけないから、というわけではないけれど、映画館に来る方の年齢層が高かったこの映画。ある人によると自分に以外に50歳以下は見かけない回で見たとか。
粋を目指した監督によってカラッとした仕上がりになっています。

お若い方は誰と見るかを考える必要があるとのうわさ。
何にも考えず友達やマネージャ(同居人)と観にいけた自分。年をとったのをうれしいと思う数少ない出来事でした。

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オーケンのほほん学校

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ロフトブックスから発売された「オーケンのほほん学校」
ロフトプラスワンというトークライブハウスでの、オーケンがホストとなり、ゲストとのトークや歌のライブを繰り広げるイベントが本になりました。
ロフトプラスワンで行われていた「らもはだ」には毎回参加していたものの、「のほほん学校」は人気があってチケットを手に入れるのも大変なこともあり、一回も参加したことがなく、今回本で初めて楽しみました。

この本の中では、ゲストとして中島らもさんが登場します。マイペースな話しぶりでオーケンを翻弄しています。
この時期は、朝日新聞とけんかをしたり、躁の影響かとも思われる行動があったころですね。

この本が何よりうれしいのは、名場面集のDVDが付いているところ。
動いて話す、歌う、らもさんの姿が見られます。ロカと名づけられた12弦ギターを手にして。
書籍にDVDが当たり前のように付いてくるなんて、いい時代になったなあ。

そのほかのゲストの方々との部分も(偏りはあるものの)含蓄深く、味わい深く、そして爆笑ものです。

「オーケンのほほん学校」大槻ケンヂ著、編集 ロフトブックス、発行 イースト・プレス、定価:1300円+税

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らもさんの最新CD、DVDほか

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ロフトプラスワン10周年記念映像集「THIS IS LOFT/PLUS ONE」、白夜書房から出版されたDVD付の詩集「Rocckin’Forever」、CD「TOMBSTONE BLUES」など、中島らもさんの歌が聴けるものが次々とリリースされました。
ロフトプラスワンのDVDでは、最後に出演した昨年7月のらもはだでの「いいんだぜ」の演奏・歌が流れます。ひょうたんのオーケストラ「ザ・ひょうたんフィルハーモニック」を主催される三木俊治さんがゲスト。鶴首ゴールドと名づけられた楽器で挿入される伴奏が心に染みます。
らもさんの歌を聴いていて思うのは、本当にテクニックではなくその存在をこめて歌う歌い手であったということです。歌の技巧はさておき、存在感を歌の中に示せる人は本当に稀有だと思うのです。
そして、その歌詞は、小説家であっただけあり、秀逸です。
もっともっと歌ってほしかった、書いてほしかった。繰言になるけど、そう思うことがやめられない。

友人のけんとさんが「紅白歌合戦 聴きたい歌投票」に、いいんだぜ♪投票を!と呼びかけています。この十数回はぴーが入るであろう、放送等での制限に表現で挑戦した歌が、紅白で聞けたらすごいだろうなあ。また、選ばれることはなくてもこのリクエストの結果は公表されるそうなので、楽しみです。

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株式会社日広エージェンシー企画課長中島裕之2

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とうとう読み終わりました。
後半はテレビCFの企画で、絵コンテ付きのものが多く、4コマ漫画のようです。
一番最初の自分でイラストを書いていた頃へのエッセイにつながる感じがします。

企画の発想が受け入れられなかったという「小太郎漢方」
私のマネージャーが飲んでいる漢方が新しい処方に変わったのですが、袋を見ると今までの会社と違う製品。「コタロー」と言う文字を発見。
ここの製薬会社のことだったのかと意味もなくうれしくなりました。
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パイナップル酒もできました。
ソーダで割って試飲したところ、芯も一緒に入れたせいかココナッツのような香りもします。050819pineapple

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株式会社日広エージェンシー企画課長中島裕之

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を買いました。
これから先新刊が出てうれしいと思うことも減るのかと思うともったいなくてすぐには買えず、いつ買おうかと楽しみに待っていました。
今、この本が読みたいと思う時間ができ、さて買おうとすると見つかりません。住んでいる町の書店3店、会社の近くの書店1店、今日出かけた新宿の書店1店ですべて品切れ。やっとブックファーストで見つけてきました。売れているんでしょうか?
しかし「株式会社日広エージェンシー企画課長中島裕之」って言いにくい題名で、書店の人に聞くとき困りました。
「ニッコウは、日航って書くんですか?」「ビジネス書ですか?」などど聞かれたりしたので、最後には自分で書いたメモを見せて聞くようにしていました。

今半分読み終わったところです。
内容は、株式会社日広エージェンシーでサラリーマンコピーライターとして働いていたころの企画書の集大成。企画書でこれだけ楽しく読ませるのはすごいです。自筆の絵もついていてビジュアルで具体的に迫る内容は、くすり、にやりと笑えます。

宮前社長の解説が、聞き取りの形で載っていますが、企画書とページが全然合わなくて読みにくい点が残念です。

一気に読んでしまうのはもったいないので、後半分はまた明日のためにとっておきます。

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パイナップル酒

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やっと密封ビンとグラニュー糖を今日買う。梅酒シーズンが終わり、季節はずれなのか密封ビンをさがすのにちょっと手間取った。
パイナップルの皮をむいて熱湯で消毒したビンに入れ上からグラニュー糖とウオッカを注ぐ。
パイナップルは熟れて、お尻のところがちょっと茶色くなってきてしまっていた。熟れ熟れで甘みが強いので勝手にグラニュー糖の量を少し減らしてみた。2週間で飲み頃になる予定。

中島らもさんの「せんべろ探偵が行く」のラスト、番外編は、自宅で果実酒にはまっているらもさんが出てきます。漬け込んだばかりのパイナップル酒のことも。ここで究極の酒は「果実酒」だといっているらもさん。
出来上がったパイナップル酒の味見が楽しみ♪

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