吉祥寺のトルコねこ

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吉祥寺に「キチジョージ・ミュージック・ヘアー ~吉祥寺音楽毛祭り~ Vol.2」というのを聞きに行きました。
小劇場関係者や俳優さんが出演するとっても楽しいライブです。

その会場に行く途中、角の店でトルコ人が期間限定の物産展みたいなのをやっていました。
そこで見つけた花柄の招き(?)猫
店の外に展示されている猫の置物に吸い寄せられるように近づくと、猫の置物を最終日だから安くしてくれると言うのです。七千円を特別に五千円にすると。
本当に安いのかなーとは疑問に思ったのですが、ライブ中にビールを飲んだ後、もう一軒行った帰りで、酔っ払った頭で高いか安いかわかんないけどいいやといいかげんになったのとかわいかったので、二次会止めてうちで飲むことにして購入しました。もう一個、寝ている姿のものもあったのですが、耳に欠けがあるのに同じくらいの値段にしか下げてくれないというのでそちらは見送り。

このトルコ人は、「チューリップで有名なのはどこですか?」と聞いてきました。「オランダ」と答えると、「本当はトルコなのに、何でもかんでもヨーロッパにしてしまう!」と怒っていました。
調べると、チューリップの原産地はトルコから中央アジアにかけてで、その後オランダで栽培が盛んになったことからオランダが有名なようです。
確かに猫の体にも赤いチューリップ。美しいです。

<ライブのこと>
チジョージ・ミュージック・ヘアー ~吉祥寺音楽毛祭り~ Vol.2
吉祥寺スターパインズ・カフェ
4月20日(日)マチネ14:00 ソワレ18:00
出演者
井之上隆志(歌とギター)
草野徹(ウクレレ&ベース)
コング桑田(歌と司会)
中島淳彦(歌とギター)
藤崎卓也(パーカッションと効果音)
峯村リエ(歌と○○)
山西惇(歌といろいろ)
六角精児(歌とギター)
東野ひろあき(歌とギター、ハモニカ)
赤石香喜(キーボード ※バンマス)
ラサール石井
春風亭昇太

今回はマチネに参加
12:30に吉祥寺に着き、会場のすぐ近くの吉祥寺麺通団で腹ごしらえ。思ったより量が多く、中じゃなくて小にすればよかったと胃をさすりながら会場に戻ると行列ができていて12番目でした。
前の方に座りたいと思っていたら、すでに真正面のテーブルしか開いていませんでした。なんだか近すぎて恥ずかしいと思ったり、、、いや照明があるから舞台からはあんまり見えないから大丈夫じゃないか、と思ったり、、(跡で聞いたところによるとステージから見える席だったようです。ひゃあ)

今回は「バッキー大谷とラブラブアイランダーズ」のリーダーの大谷亮介さんはお休み。そのせいかバンドはハワイアンからムード歌謡に微妙にシフトしつつあったような。。。新曲「別れてもシェキなひと」などが披露される。
それでもハワイアン風名曲のひとつ「よう来たな、ワレ」で歓迎していただき、六角さんと井之上さんによる情念系?フォークデュオ「しまへび」にしっとり聞かせていだだき、峰村さんの色っぽさ、昇太師匠のキャラを生かした選曲「お座敷小唄」とタキシードと履いてる靴の落差にやられ、ラサール石井さんのさすがの存在感に感心し、そしてラブラブアイランダーズの繰り出す名曲の数々にしびれました。名曲中の酩酊曲「コハラナミエ」が聞けてうれしー。

とーっても楽しい二時間半でした。
特に峰村さんが一曲一曲で別々のキャラを設定し、衣装まで変えていたのは、意表を突かれたというか、最高でした。「ウイスキーがお好きでしょ♪」というフレーズが耳から離れません。

色々な新曲が聞けた反面、もう一度聞きたいと思う曲が聞けなくてちょびっと残念だったりもしました。前回聞いた中島淳彦さんの「新しいバカ・・・」劇中歌は一つは聞きたかったです。
やる方は飽きちゃって、新しい曲をやりたくなっちゃうのかしら。

次回は八月の開催だそうです。日程が合えばまた生きたいと思います。

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らもさんの最新CD、DVDほか

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ロフトプラスワン10周年記念映像集「THIS IS LOFT/PLUS ONE」、白夜書房から出版されたDVD付の詩集「Rocckin’Forever」、CD「TOMBSTONE BLUES」など、中島らもさんの歌が聴けるものが次々とリリースされました。
ロフトプラスワンのDVDでは、最後に出演した昨年7月のらもはだでの「いいんだぜ」の演奏・歌が流れます。ひょうたんのオーケストラ「ザ・ひょうたんフィルハーモニック」を主催される三木俊治さんがゲスト。鶴首ゴールドと名づけられた楽器で挿入される伴奏が心に染みます。
らもさんの歌を聴いていて思うのは、本当にテクニックではなくその存在をこめて歌う歌い手であったということです。歌の技巧はさておき、存在感を歌の中に示せる人は本当に稀有だと思うのです。
そして、その歌詞は、小説家であっただけあり、秀逸です。
もっともっと歌ってほしかった、書いてほしかった。繰言になるけど、そう思うことがやめられない。

友人のけんとさんが「紅白歌合戦 聴きたい歌投票」に、いいんだぜ♪投票を!と呼びかけています。この十数回はぴーが入るであろう、放送等での制限に表現で挑戦した歌が、紅白で聞けたらすごいだろうなあ。また、選ばれることはなくてもこのリクエストの結果は公表されるそうなので、楽しみです。

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中島らも追悼ライブ4

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”眠れる記憶を掘り起こして”
大切な思い出なのに時系列も何もかももうぐちゃぐちゃになってきちゃいました。私の猫頭のばか。

当日やじろべえのような不安定さで、悲しみに突っ込みそうな自分を笑いの側に傾かせていました。
笑って笑って笑って。

桂吉朝さんのビデオレター。最後に「中島らもとかけて、スパイダーマンととく、」となぞをかけてとかないまま終わる。
後もう1人は、雀三郎さんでしたっけ?

★原田伸郎、桂九雀、横山ノック、テント、旭堂南左衛門さんのトーク(演芸関係者)
横山ノックさん、次回のらもはだのゲストに決まっていたとのこと。「犯罪者ってことでやろうかと思いましたが、お上が怖いので止めた」旨の発言がありました。
ああ、おしい。見たかった、聞きたかった。。。。
最後に、九雀さんが吉朝さんがかけたなぞをきれいにといて終わる。「いったん掴まったら放しません。」
司会の松尾さんが「両方とも糸を引いているじゃないの」と突っ込む。

★G2さん、古田新太さん、升毅さん、牧野エミさん、川下大洋さん、立原啓裕さん、宇梶剛士さん、山内圭哉さん(演劇関係者)
どんぶりゴロゴロの頃の話、賣名行為の初期の営業中の卵で失敗した話、らもさんも一緒に失敗しでかしていたはずなのに、皆に「それ、立原さん1人だけの話になってますよ」と言われて、思わず本気で写真を振り返った姿が笑えたです。
思わず誰かがG2さんの本名を口走ってしまうハプニングも(^^ゞ
G2のところにらもさんは芝居の企画を三本持ち込んでいたそうです。一本はハードロックじじいの再演、2本目は
忘れまして、3本目は「僕の頭の中にある」と言ったそうです。
観たいよー。脚本家、役者としてのらもさんを再び。
古田さんはすでにべろんべろん。途中で舞台を横切っていった松尾さんと一緒に退場してしまいました。

★小堀純さん、ひさうちみちおさん、ガンジー石原さん、いしいしんじさん、末井さん、あと(出版関係)
今回使ったらもさんの写真は、11/4発売のen-taxiの対談のために取られたものだそう。

そのほか、モブ・ノブオさん、実業の友の社、カネテツデリカフーズ社長の方が1人でスピーチ。
和議の時に社長から降格したのに、いつのまにか復活されていたのね。
実業の友の社の編集の方は連載中の「ロカ」の担当の方で、らもさんとみーさんと一緒に一緒にカンボジアに
取材旅行に行かれたそうです。カンボジアにはらもさんのフォスターチルドレンの女の子がいて、その子にも
会ってきた、その経験が「ロカ」に描かれるはずだったのに、とおっしゃっていました。

鮫肌文殊さん、町田康さん、大槻ケンヂさん、あどだれだっけ????
町田康さんの、質問とずれまくる長い答えに鮫肌さんがこまっていました。

鈴木創士さん、八幡英一郎さん(中学・高校時代の友人)
本日の最後に残した足穂の言葉がかっこよかった。

一部はこんなトークの間に音楽が挟まっていました

三上寛さん
迫力ある歌声。
らもさんはこの方のライブを聞きにいって階段落ちされたそうです。「ギター持っていったら歌わしてくれるやろ」とやる気満々で行かれたそうです。

金子美和さん
そううつ病で入院中に仲良くなったという彼女。こどもの一生についていた「砂の国」を歌ってくれる。

ザ・ひょうたんフィルハーモニック 
最初にらもさんと奥さんが庭になったひょうたんで作ったヒョーリタンを演奏。(「あの娘は石ころ」で独りで作ったことになっていたヒョーリタンが実は奥さんとの共同製作であったことが暴露されました)
2曲目のアイリッシュダンスが良かった。最後は「帆」と言う新曲を披露。

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前田さんがベースを弾く姿を見るのは久しぶり。

一部だけで、2時間オーバー。語り尽くせぬエピソードを徹夜ででも聞いていたかったと心から思いました。

2部はライブ。
出演者それそれが、オーラを振りまく舞台。
MOTHER’S BOYS&FATHER'S GIRLSをはじめとして南正人さん、鮎川誠☆シーナ、らもはだでいつも歌ってくれた「プカプカ」をバラード持って来ちゃったとうたった大槻ケンヂさん、山口冨士夫さん、ルイズルイス加部さん、1人のときはそうすると言って歌を聞かせたチチ松村さん、石田長生さん、らもさんの曲「Kyoko」を歌ってくれた町田康さん、らもさんが勝手にディランの曲に詩をつけた歌に参加した南正人さん。コングさん、山内さんも歌っていたね。
トリにはムッシュカマヤツさんが登場して「注射ピュッピュッ」で大盛り上がりに盛り上がりました。

そうそう、ビデオレターでに出てき忌野清志郎さんが、らもさんが大麻でつかまってお休みしたらもはだのゲストの予定だったって言っていました。
おしーっ。非常におしーっ。

最後は、らもさんのビデオでの歌いだしに続いて、いいんだぜを歌いました。私は泣かなかったです。
舞台の上でも下でも泣いている人が大勢いました。

P.S.ちくわゲット率は100%を更新しました。
ああ、かなりきおくがあいまいになってしまっています。訂正、補足があったら誰か教えてください。

場所をサンホールに移しての2次会も大盛り上がりだったそうですが、体力気力を使い果たした私は30分ほどで中座してしまいました。

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中島らも追悼ライブ3

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結婚しても誰にも悔しがられない、亡くなっても誰にも惜しまれない、そんな人生さびしいじゃないですか。
だから私は、存分に中島らもさんが亡くなったことを残念に思います。

毎日顔を会わせることもなく、その死を否定しても日常生活に何の支障も無い、だから私は、らもさんの死を十分に受け入れられないままでいようと開き直りました。

以上2つは矛盾しているようですが、私の正直な気持ちです。安全な自分のおうちから片手しか出ないような、猫的状態でもいいじゃないか、いいじゃないか♪

追悼ライブでキッチュ(松尾貴史さん)が、らもさんの口調を真似るたびに、らもさんが実際そこにいるようで嬉しかった。
いろいろな人がらもさんのことを語るたびにむさぼるように聞き入った。だってもう本人の口からトークライブなどで話してもらったり、エッセイを書いてもらって読んだりすることは期待できないんだもの。
少しでも多く、知りたい。聞いていたい。時間が押しても、一晩中でも聞いていたかった。聞きたい、機会があればいこれからも。

ライブの最初、田中峰彦さんのシタールの演奏が終わった後、やせぎすのスタッフの人が出てきて、らもさんの遺骨を包んでいた布を開き、骨壷の入った箱を剥き出しにした。
この目立つ人はなんだろうと思っていたら、春一番のスタッフで、日本一の裏方と呼ばれる人らしいと後で知った。

最前列で出演者の表情や、指使い一つに魅入られていた。
小学校から通信簿に「飽きやすい」と書かれ続けた私が、6時間魅入っていた。それほど濃い時間だった。

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中島らも追悼ライブ2

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今日は、記憶の断片をメモ的に書き付けてみます。あとで大幅改定をするかもしれません。
追悼ライブ当日、16時半ごろライブ開場であるなんばHatchにたどり着きました。
家を出てから5時間後のことでした。
そこで知り合いの何人かと待ち合わせて開場を待っていました。

同じように集まって開場を待つ人のなかに、小柄な60歳から70歳の間の年齢の女性がいました。この方は帽子付のピンクの地に緑のはん点?豹柄の散った大変個性的な服装をされて目だっていました。
ただ、私たちの感想「真っ白な服装でくれば、皆に大受けしたのに!」
ええ、つい白いメリーさんを期待してしまったのでした。。。私が60歳だったらやったよ、たぶん、おそらく、きっと。

風がビュービューと建物に沿って吹きすさび、寒くなってきたのですが、建物の中に入って待ってはいけないとスタッフに禁止されました。
トイレのついでにその辺を歩いていると、当日券売り場には人がたくさん並んでおり、16時30分の発売後すぐに売り切れてしまったようで、何人かが肩を落としてその場から去っていきました。

17時の開場の予定が「会場内で最終調整を行なっているため」17時半に延びました。おなかが空いたので同じ建物の半地下のコンビにで「淡路島の牛乳」を買ってきました。戻るとまさに入場が始まらんとするところ。
10番ずつ入場整理番号を呼ばれます。幸いにも30番台という早い番号で、また平日で5時半に並べない人もいたのかかなり前の方で会場の扉の前に並ぶことができました。
知り合いがまず、物販にダッシュするというので、らもさん最後のライブの写真集「ENCORE HEAVEN」の購入を頼み、自分は最前列確保へ早足、早足。
手荷物検査を終え(カメラ、レコーダー、カメラ付携帯!禁止)いよいよ開場。入り口すぐのところにチンドンヤがにぎやかな音を奏でていました。写真禁止が惜しまれるところです。
物販や何かに気を取られる時間もなく、まずエレベーターで客席へと急ぐ。
椅子席にもひかれたけど、中央下手寄りの一番前に陣取れたのでそこでがんばることにしました。
普段の私は2時間で貧血を起こすのだけど。

続く

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中島らも追悼ライブ

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マダム・リーの敬愛する作家であった中島らもさんが7月26日に事故による怪我で急逝されました。
その追悼ライブに行ってきました。時は10月14日(木)、場所はなんばHatch、18時から。
会場内の最終調整のため開場が30分遅れたものの、定刻どおりの18時スタート。
シタールの演奏から始まりました。総合司会は松尾貴史さんと久野麻子さん。前半はトーク中心、後半はライブ中心で進みました。ライブの司会はコング桑田さんとガンジー石原さんでした。
当初の予定は4時間でしたが、前半が終わった時点で時計の針は22時を回っていました。
そのまま、後半のライブに突入、終わったころには日付が変わっていました。
最後の方で「今日はキノコ解禁だーっ!!」と松尾さん始め何人かの出演者の方が叫んでいらっしゃいましたが、奇しくも明けたばかりの15日は「きのこの日」でした。秋でキノコの旬だから、ということだけらしいです(^^ゞ

舞台の中央には、微笑むらもさんの大きな写真。上手には愛用のギター2本(ご自慢の青のダブルネックもあり)。その下にらもさんの遺骨とゆりの花とバーボン(フォアローゼスに見えました)の瓶が置かれた台がありました。
宮前社長の音頭で献杯となりましたが、話が長い長い、そして進行を心配するスタッフの静止もものともせずに話しつづけていらっしゃいました。あ、エッセイに出てきているそのままの姿だなあと思いながら、私もギネスの缶ビールで献杯しました。

6時間、一番前でほとんど飲まず食わず(缶ビール半分のみ)で、見てきた、この内容の濃いライブのことは、言葉にできる記憶がどのくらい残っているかわかりませんが、これから何回かに分けて書いていこうと思っています。

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