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ボジョレーヌーヴォー

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今年もまた自宅と友人宅でのパーティとで飲んだボジョレー・ヌーヴォー
流行に踊らされているとは知っていても、楽しいからいいか~
解禁日の11月15日に自宅で一本空け、24日に友人Kさん宅の「ボジョレーヌーボーを飲み比べる会」でボジョレーもそうでないものもたくさんいただきました。

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今年買ったものは
猫ラベルのボージョレ・ヌーヴォー ドメーヌ・ド・サンダー[2007]
ボージョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォー キュヴェ・サントネール ルイ・テット[2007]
ヴァン・ド・ペイ・ヌーヴォ [2007] ドメーヌ・ラ・トゥール・ボワゼ
の三本。
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最後のヴァン・ド・ペイ・ヌーヴォはボジョレー地区の新酒ではないのですが、
「(重労働である葡萄の収穫を手伝う)その人達と、苦しい労働を忘れる為に、毎日、宴会を催す。
1ヶ月間、ぶっ通しで続く宴会で飲むワインは、その年の収穫で造った、このワインなのである。
とりあえずは、葡萄の実り具合とデキを見てその年のセパージュを決める…という行き当たりばったりの、いかにも南仏的な造り。
従って、このワインもセパージュが明確に示されていない。
メルロー、シラー、グルナッシュなどであるのは間違いないけど。
彼は、収穫前と比べて、収穫が終わった後は20Kg体重が増えるという。
毎日宴会を繰り返せば、当然かも。
これこそが、収穫を祝う、本物のヌーヴォー。」
という紹介文に惹かれて買いました。
「行き当たりばったり」、まさに川原泉著「美貌の果実」という漫画に出てくる「サン・スーシィ」というワインそのものです。
これもお手ごろ価格で(ボジョレーより解禁の早い地区なので、11月15日までには船便で日本に届くから)、そして飲みやすくておいしかったです。

「ボジョレーヌーボーを飲み比べる会」では、ボジョレーやらボジョレーでないものやら(大和市で収穫した葡萄を山梨県で醸造したものなど)あまりにたくさん飲んだのでどれがどれやら状態に。。。。Mさんが持ってきてくれたのがとてもおいしかったけど名前を覚えていません。
持ち寄りパーティだったので、私が持っていったのは、
チキンのゼリー寄せと野菜の煮物
牡蠣のオイル漬
大根とにんじんのピクルス
Mさんがチキンのクリーム煮、Cさんが生ハムでチーズを巻いてりんごやにんにくを入れたオリーブオイルに漬けたものなどを持ってきてくれてなかなか豪華に楽しみました。
どれもおいしかった!

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何より、Kさん宅に行く途中、駅前で猿回しを見られたのがラッキーでうれしかった。
太郎・次郎の流れを汲む方々で「ひかり・ひかる」というコンビ。お猿のひかる君は5歳。
人間で言うと15歳の思春期真っ盛り。「けっ、こんなだりーことやってられっかよ」という反抗心をむき出しにすることもありましたが、その度にきちんと服従姿勢(地面にうつぶせ)をとらされてました。
そんな反抗心も全部笑いに変えていくおねえさんの口上が素敵でした。
500円以上のおひねりを上げるとお守りがもらえました。何の御利益かな?猿知恵?

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らもてん・トークショー

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らもてん
11月1日から新宿は紀伊國屋画廊で開催されている「中島らもてん」に3日に行ってきました!
こじんまりした会場ですが、展示の密度は濃いです。読み応えがあります。
小学生のころの日記や「頭の中がカユいんだ」の生原稿など、見入っていると思いのほか時間がかかります。さっくり見られると思っていたら時間が足りないくらいに。もう一度見に行きたいけど、もう明日でおしまいとは。。。惜しい。

ねだって買ってもらった日記帳に大喜びして書き始めていると、日記をほほえましく読みました。しかし会場にいたさなえさんに聞いたら展示されている数日間が日記をつけていたすべてなんですって。挫折はやーいい。
家族のことが良く出てきて、かわいくてほほえましい3年から4年生にかけての日記、もうエッセイの趣がある6年生の日記(つけたのは1日だけ?!)、タイトルは「流雲」が私のお薦め。
新しいらもさんが発見できてうれしい。

そして「頭の中がカユいんだ」の冒頭の生原稿。字が小学生のときと変わっていません。
会場で会った友人のけんとさんが「内容が違っている」と指摘し、ちょうど会場にいらっしゃった編集者の小堀さんに確認すると2度文庫化された間に文章が直され、現在定本とされているのは双葉社のものだとのことでした。
文章が変わっていることなど、全然気がつきませんでした。

幼稚園のころのビーナスの写生も展示されています。幼稚園でこんなもの描くか、普通。

明日6日の18時までです。また見ていないひとは急げ!

この日、一時間ほど見た後、トークショーの整理券に並ぶために会場である白夜書房BSホールへと向かいました。3時に着くとまだ誰もいないので目の前の沖縄料理店でビールを傾けつつ待つ。
16:30の整理券配布時に並んでいたのは30人程でした。最終的に100人弱ぐらいの人が集まっていたようですが、定員は150人なのにもったいないと思いました。

中島らもてん記念トークショー
出演:鮫肌文殊 山内圭哉 小堀純 中島美代子
日時:11月3日 6時半開場/7時開演
会場:白夜書房BSホール

内容は秘蔵映像の数々を見ながら思い出を語る、というもの。
美代子さんだけピンマイクをつけていたんですが、体を動かすたびにそのマイクや電波を飛ばすアンプ?見たいなものをぼろぼろ落としてあわてていました。毎回山内さんがつけてあげてました。

最初は月光通信のコント、らもさんの自作自演です。落語調で夏の風物詩の物売りが「へーろいん、まりふぁな」とくるものと、電車の中で絡まれてほっとしたと思ったらすぐ次に違う人に絡まれるものが流れました。

そして、私が一番うれしかったのはリリパの旗揚げ公演「X線の午後」のビデオが流れたこと!もうリリパは封印されちゃうのかと思ってましたよ。
86年6月扇町ミュージアムスクエア。画像も音声も悪かったけど、加納さんの前説、牧野恵美さんと若木さんの鮎川誠の曲を丸々1曲使ってのダンス、らもさんと鮫肌さんのパンク息子と父の延々続シュールなコント、キッチュの落語家による「ヘーロイン、マリファナ」
ああ、早送りしないでずーっと見ていたかった。
この台本はそれまでに書いたコントをつなげたものと鮫肌さん。単語帳に書き出して、順番をあれこれ考えていたと美代子さん。
初舞台であるらもさんと鮫肌さんが冒頭延々と二人でやり取りをするのはすごいと鮫肌さん。
扇町ミュージアムスクエアは定員200名のところ、2日公演で2日目には無理やり500人詰め込み、美代子さんはひたすら「一歩前出て、座って」と客詰めをしていたそうです。
らもさんは、規制の多いTVでたまって(それでも今からすれば規制はゆるくやりたい放題だったそうですが)、そのストレスを発散するために規制の少ない演劇という方法をとったそうで、それなら、発散の場所だったはずの劇団を維持することがいつしかストレッサーになるのは必然だから、抜けたのはしょうが無いのかなと思えました。

ほかには、なげやり倶楽部のVTRがありました。そうそうたるメンバーが出ているけどそれぞれの芸暦からは抹消されているという話。また扇町ミュージアムスクエア10周年記念のライブにリリパットアーミー名義で出演し、ラリリで歌っている映像がありました。ラリリは、向精神薬を服用している上に、ワンカップを引っ掛けてしまったためだったそうですが、かなりふらふらしていました。

名残惜しかったですが、1時間半ほどでトークショーの幕は閉じました。最後は月光通信1周年記念のシモネタ満載のコントでした。この中で出てきた「蛍」ってなんでしょうか?わかりませんでした。

最後の写真は、パソコンの上に陣取って更新を邪魔する猫。拡大表示にしたり、ニャムロックをかけたり、まったくもう。
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らもてん・らも-中島らもとの35年

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中島らもてん開催中
11月1日(木)から6日(火)まで新宿は紀伊國屋画廊で開催。 写真パネル、楽器、愛読書、原稿、小学生時代の日記など、もりだくさん展示中だそうなので、急げ!
3日の今日は記念のトークショーもあり(別会場)
私は本日見に行く予定です。らもてん記念に陰陽魚太極図クッキーを焼きました。微妙に陰陽のバランスが崩れてるものもあり^^;
なぜ太極図かというとらもさんが腕に刺青をいれていたので、らもさんらしいものということで選択。

らも―中島らもとの三十五年 中島美代子著 集英社 1470円

敬愛する作家、中島らもさんと暮らしてきた35年を、妻である美代子さんが語った本。7月に出ました。
今までらもさんが、数々のエッセイや私小説的な「バンドオブザナイト」で書いてきたヘルハウス時代に目新しいものは無いけれど、前半の美代子さんの奔放な少女時代や、らもさんのお母さんのこと、結婚前後の両家の母の争い?などの部分おもしろかった。皆、とても個性的。人間関係はいろいろ大変だっただろうけれど、それぞれ家族の愛情ゆえということがわかる。
やはり、その人でしか知りえない、語れないところが大切で読み応えがあると思う。
何回かお目にかかったことのある美代子さんはふあーんとした雰囲気、受容してくれているという雰囲気を持った方なので、その口調を思い出しながら読みました。
この本の中だけだとイメージが違うかもしれません。

また、この本は20年後、30年後、それ以上後に、中島文学を研究する人かららもさんの執筆時の精神状態や家族との関係を探るための格好の資料となることでしょう。病跡学の面からは、共依存とか言われちゃうんだろうなあ。

とりあえず、らもファン必読の書!
らも初心者だったら、違う本から入ったほうがよいです。お奨めは児童書である短編集「お父さんのバックドロップ」(集英社文庫)やエッセイ集かしら。
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